Classic Clown Cloudy Club -盾の装飾は偏屈-

ヒカゲモノの僕は、時に熱力学を、時に落語の解釈を、時に他人の悩みを語ります

離れた若者はどこに行く?

○○離れと言いますが

平成後期になってよく聞くようになったのが、”若者の○○離れ”です。僕も先程、若者の新聞離れという言葉を使わせていただきましたが、他にも若者はどんなものから離れて行っているのでしょうか?

そして、どこへ行っているのでしょうか

 

 

テレビ離れ

 テレビ離れ(テレビばなれ)とは、テレビの視聴習慣を持たなくなること、及びそのような国民の傾向を指す言葉である。世界各国でテレビ離れの傾向がある。

 

引用:Wikipediaテレビ離れ

 まさかの世界レベルの問題!

原因としてはやらせや捏造への嫌悪感や、スマートフォンや他のコンテンツの発達が上げられるでしょう。加えて、テレビは動画と違って停止や早送りが出来ないことも一因でしょう。僕も、無駄な引き延ばしやCMにうんざりしています。

また、2012年6月の朝日新聞土曜版のbeモニターに対するアンケート記事で、75%が最近のテレビはつまらないと答えているそうです。

確かに、つまらないものは誰も観ませんよね・・・

 

理科離れ

 理科離れは、日本以外の先進国でも共通して見られる現象である。科学技術が発達した時代に生まれ育った現代の若者は、科学技術の成果に基づいて生産されたものを喜んで利用(消費)するが、科学技術への興味・関心はなく、科学技術の成果の生産者になろうとしない。これが理科離れを生むメカニズムであるとされる。

 

引用:Wikipedia理科離れ

天下のWikipediaでは、原因は上記であると書かれています。しかし、それが全てでしょうか?

僕も理系として進学をしましたが、その学費は高く、大切な学生生活も振り返れば研究室にこもっているかレポートを書いている光景しか思い出せません。一方で文系は学費も比較的安く、うぇーいってできる時間があり、就職先もグローバルな印象があります。

わざわざ険しい道を進もうとしないのが人間です。

しかし僕は自身の論文や発明品や学会発表の経験は、今の僕を構成する上で、非常に役立っていると思います。

 

もう一つ考えられるのが、女子の少なさでしょう。高校・大学に登校しても可愛い女の子ではなく、メガネをかけた同族が待っていると考えるだけで、身の毛がよだちます。やはり高嶺の花であろうとも、目の保養になるような女子が多い学部に入りたいのは世の理であると思います。

 

ラジオ離れ

実は1984年にQueenも嘆いてます。その時代からラジオ離れは深刻になっていたのですね。Queen曰く、ラジオはテレビによって排除されると言っています。その排除する側のテレビすらも若者から見捨てられているのですから、ラジオが勝てるわけもありません。

しかし、ラーメン屋などではテレビではなくラジオが流れていることが多く、また、ラジオからデビューするミュージシャンも多いです。

個人的には、ラジオを聞きながら運転する車は最高なので、廃れてほしくはありません。

 

活字離れ

・・・ブログとか漫画を読んでいない若者はいないから、活字離れって都市伝説じゃね?と思うそこのあなた。そうなのです、これはあまり正しいとは言えません。

というのも、ライトノベルの売り上げのおかげで読書への関心が深まっているというデータもある上に、学生の読書量も統計的に増えていると結論付けられています。むしろ、読書量は50代の方が少ないと言われています。

 

ではなぜ、このような言葉が生まれたのでしょうか。

 

”活字離れ”という言葉が生まれた平成元年~平成10年までの間で新聞発行部数が著しく減少したのである。

つまり、正しくは”若者の新聞離れ”と述べるべきなのです。

 

一周回ったこの話

さぁ、”新聞離れ”から始まった○○離れの話が、まさか”新聞離れ”に戻ってくるとは思いませんでした。そのくらい、我々の生活には新聞が根強く浸透しているのかもしれません。

新聞の衰退はとても大きな問題ですが、それを新聞各社が認識しているかは疑問であります。もし認識しているのならば、各社はもう少し面白い行動か誠実な行動を心掛けるべきでしょう。

失われた信頼を取り戻すのは容易なことではありません。

増えているニーズ 減っていく需要

推移・統計・分析

先ほど、指数の紹介をしました。指数は様々なデータを分析し、数値化した統計の技術の一つです。世の中には、そのような統計データが山ほどあります。

 

少しだけ、見てみましょう

 

 

新聞業界の過去と今

表:新聞の発行部数と世帯数の推移(引用:日本新聞協会)

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上図は日本新聞協会が発表した、新聞の発行部数と世帯数の推移です。

注目すべきは右端の項目の”一世帯あたりの部数”です。

2000年から2018年まで一度も上がっておらず、見事な坂道を描いているのがわかります。単純な予想ですが、2019年以降も下がり続けるでしょう。

これは新聞業界の終わりを示すのでしょうか?

 

最近の記者のようなことを述べるのならば、若者の新聞離れが原因でしょう。

もしもそうならば。このまま死にたくないのならば。新聞というコンテンツは、まだまだこの世で経済を回していただかないといけない今の若者と次の世代に媚びるべきでしょう。

 

ちなみに筆者は日経新聞を愛読しています。

www.pressnet.or.jp

 

不景気で新聞も買うお金すらないのかも・・・

上記のようなことを思う方がいらっしゃるかもしれません。意外にその通りかもしれません。今のご時世、テレビと新聞が情報の全てではありません。逆に言うと、テレビと新聞が情報の全てではないので、片方の新聞を失っても痛手ではないのかもしれませんね。

 

しかし、全ての業界が右肩下がりなのではありません。

ライブ市場調査のデータを見てみましょう。

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コンサートプロモーターズ協会が調査した2000年から2018年の公演数と入場者数です。常に時代と共に若者と歩み続けたライブ市場は一目瞭然レベルで右肩上がりです。

 

他にも、ペット市場やチョコレート市場などを見るに、右肩上がりの市場は多く見受けられます。これらからわかることは、市場は犬や猫のように消費者に擦り寄る必要があることでしょう。

www.acpc.or.jp

皆さまも、暇が出来れば自身の興味のある市場の統計データや推移を見てみてください。

もしかしたら未来が見えるかもしれませんよ。

不快指数だけじゃない⁉ 天気と人々の暮らし

様々な指数

読者の皆様は天気予報を見ますか?

僕は見ません。僕が外出する日は雨だと相場が決まっていますから。

 

しかし、たまにニュースを見ていると、「次はお天気のコーナーです」なんてセリフが耳に飛び込んできます。天気予報は”わざわざ”見ませんが、逆に、わざわざ回避することもありません。そもままテレビのチャンネルを変えずに画面を眺めていると、天気予報士は明日の天気や気温だけではなく、花粉の量や不快指数も教えてくれます。

 

それ以上の情報は教えてくれません。

それ以上の情報を知るにはどうすれば良いでしょうか。

 

 

そこで紹介するのが、日本気象協会指数情報です。

 

ここでは洗濯指数の他に、洗車指数、のど飴指数、ビール指数なども示してくれます。

ためしににビール指数をピックアップしてみましょう。

 

 

ビール指数

ビール指数は、「ビールが飲みたくなる」度合いを、天気や気温などのデータから計算しています。数字が大きいほどビール日和と言えますが、数字が小さくてもビールをオススメしていないわけではありません。 

 

引用:ビール指数(日本気象協会tenki.jp)

 

 上記の引用が全てを物語っていますね。

どうやら、晴れていて、なおかつ暑い日が”ビール指数の高い日”だそうです。

 

他の指数

冷房指数は、気温や湿度などの気象条件から「冷房を使いたくなる」度合いを表す指数です。数字が大きいほど冷房を使いたくなる暑さです。冷房指数が高い日は蒸し暑さを我慢しすぎずに、適度に冷房を活用しましょう。

 

引用:冷房指数(日本気象協会tenki.jp)

のど飴指数は、気温や湿度など様々なデータから、「のど飴の必要性」を表した指数です。「ほぼ安心・気をつけて・注意・警戒・厳重警戒」の5ランク表示で、のどのうるおい対策の指標としてご利用ください。
 
引用:のど飴指数(日本気象協会tenki.jp)

 冷房指数、のど飴指数なるものなどもあるようです。しかしこれらはビール指数とは毛色が違い、冷房の使用を促したり、のどのケアを訴えています。指数というものを使って、国民の健康のお手伝いをしてくれているようですね。

 

このように情報を数字や文字で埋め尽くすのではなく、可視化したりグラフ化して親しみやすくしてくれるのは大変有難いものです。同時に、これはプレゼンテーション等でもいえることなので、良い手本でもあります。

 

日本気象協会の指数コーナーに、目が離せません。

tenki.jp

 

時代が終わる 次代が始まる

次の年号が公開されて一週間以上が経ちましたね。

令和が5月から始まることへのクレームを述べる主婦や、新年号”令和”に対するイメージを語る学生などがニュースやSNSで見かけることが多くなった今日この頃。改めて、僕なりに”異例の年号改元”を分析・考察したいと思います。

 

昭和が終わった時

やはり未来を語るには、過去を分析しないといけません。

最も新しい改元は昭和から平成になった時です。昭和天皇崩御した翌日には今上天皇が即位され、元号も平成に変わりました。しかし、世の中は改元に盛り上がることはなく、寧ろ、自粛ムードが続きました。

テレビからはCMが消えたばかりか、バラエティ番組すら姿を消しました。

町では宴会やイベントが姿を消しました。

お祭りすら中止になりました。

ポスターや店頭の「賀正」も身を隠しました。

新時代の幕開けを祝うなぞ言語道断でしょう。当然です。一つの時代が終わったばかりか、天皇陛下崩御されたのですから・・・・。

 

始まった平成はどんな時代?

平成は日本国としては平和ではありましたが、平穏ではありませんでした。戦争が無いことをいいことに、台風や地震たちは大暴れをし、日本各地に大きな傷跡を残しました。その傷跡は人々の心にも、今もなお大きな影響を及ぼしています。

日本では”被災者”という単語をよく見かけますが、今や、どの災害の被災者を指しているのかわからないこともしばしば。程度はどうであれ、災害を経験していない国民はいないでしょう。

天皇陛下の”お言葉”にも、その傷跡が伺えます。

しかし、平和でした。テクノロジーだけでなく、テロや犯罪やいじめも、大きく成長を見せましたが・・・・平和の世であったから起こった現象だと言えるでしょう。

戦争という理不尽の権化がないだけで、平和と断言するに値します。もちろん、その平和は北風や黒潮がもたらしたものではなく、寧ろ、賢明な人々の懸命な努力によって維持されていたのです。その点だけは、誤解してはなりません。

 

時代が終わる

平成の終わりを告げたのは、崩御というニュースではなく、天皇陛下でした。

今上天皇が退位の意志を述べられたあの日、平成は終わりに向かっていました。

ですが、それは悪いことではありません。むしろ、天皇陛下が象徴であり続けるために必要な最後のお仕事だったのかもしれません。

今上天皇は多くの”前例のないこと”を築かれてきました。小さなものでは、被災者の方々と同じ目線で話されることでしょうか。本当に些細ではありますが、昔の人からすれば天皇陛下が体育館の床にひざをつくことなぞ考えもしなかったでしょう。まさに、”象徴である”ことを努力されていた今上天皇だからこその行動でしょう。

そして、平成31年。新年号が発表され、改元が行われます。

 

 

次代”令和”が始まる

平成が始まった頃、もっと言うと、昭和が終わる頃、日本はどうだったでしょうか?

毎日昭和天皇の体調が報じられ、曇天のような日々が繰り広げられていました。年号が変わっても自粛ムードが霧のように立ち込め、人々は暗い雰囲気を味わうことしかできませんでした。

けれども、今、日本はどうでしょう。新年号を予想し、”平成最後の○○”というハッシュタグが乱立し、さよなら平成セールが行われ、令和便乗企画が多く予定されています。年号が変わるというのに、前時代とは天と地ほどの差ではありませんか。

天皇陛下は様々な意見の中で、大きなご決断をされ、結果、平和な終わりを成したのです。

 

Hello令和

昭和で戦争を捨て、平成で武器を取っていた手を平和を掲げました。その平成が終わるということは、決してネガティブな意味ではありあせん。ましてや、掲げた平和の手をおろしたわけでもありません。

今上天皇は腕が疲れてしまったので、次の秋篠宮様にバトンタッチをしたのです。生前退位という前例と共に。

 

平成の終わりは時代の終わりを意味するのでしょうか?

いいえ。

日本という国が次のステップに移行した証なのです。

 

・・・・僕はそう思っております。

条件はコンパクトカー!マルチに活躍できる2台目の車は!?

 

はじめに

僕は大のcrown好きで、ファーストレディはcrown以外の選択肢はありません。しかし、crownでオフィス街は走れても、悪路は走れません。少しのくぼみで同乗者は車酔いをし、キャンプをしようと浩庵キャンプ場に赴いた日には、ジムニーに囲まれるでしょう。

しかし、だからと言ってオフロードに特化した車を買うのも、なんとも極端な話です。

そこで、僕はコンパクトカーを2代目として持つ選択をしました。

 

ヴィッツトヨタ

フルモデルチェンジ後は丸さも失い、男性でも乗りやすくなったこの車。特徴が無いのが特徴ですが、試乗した感想は、”非常に小回りが利く”といったものでした。ただ、グレードによりますが加速は弱い印象があります。

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アクア【トヨタ

ヴィッツの上位互換と言っても過言ではないアクアさん。街乗りをするには十分なスペックを持ち合わせています。ただ高さがあまり無いため、ヴィッツを乗った後に試乗したら、なんだか狭く感じました。

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シエンタトヨタ

最近TOYOTAが推しまくっている製品。奇抜なカラーと幻の三列目を除けば良い車ですが、友達のいない僕には宝の持ち腐れかな・・・。

ただ、試乗すればわかるように、キャパの割にはバンのように大層ではなく、ストレスも少ない良い車でした。子供のいる家族にはきっと重宝するでしょう。

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アクセラマツダ

実は、僕はアクセラユーザーでした。それどころか、社会人一年目で買った初めての車もマツダでした。なので、様々な車を比較・検討するとは口では言っていたものの、内心はデミオアクセラで悩んでいました。

満を持して試乗。車内は広々で、加速もスムーズ。それどこか、アクセルコントロールがしやすいではありませんか。見た目も僕好みですし、赤いですし、アクセラに決めた!

・・・・とはなりませんでした。

というのも、内装が、もっと言うとカーナビが気に食わなかったのです。

カーナビの外付け感が半端じゃなかったのです。

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デミオマツダ

外付け感マジ半端ないって。

でも、金額にしては楽しい車で、長時間ドライブをしてもストレスは少ないでしょう。

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ノート【日産】

購入検討中の段階で経営者が逮捕され、株価もガッと下がったので、試乗にも至りませんでした。

 

スイフト【スズキ】

マルチなコンパクトカーとしては申し分ないスペック・乗り心地でした。カーブもスムーズに曲がれますし、コンビニに突っ込んでもデカグリルで衝撃吸収をしてくれるでしょう。ただ、店員の対応が非道かったのでチョットね・・・

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フィット【トヨタ

最近街でもよく見かけるようになったフィットくん。カタログスペックは中の上、見た目も悪くはないと思います。出張等でレンタカーを借りる時も、割とフィットをお勧めされることもあり、悪い印象はありませんでした。

さぁ、満を持して試乗しました。

悪くありません。

この一言に尽きます。

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結果発表

さぁ色々とゴチャゴチャ言ってきた僕ですが、結局購入をしたのは、最初に紹介しましたトヨタヴィッツです。

コストパフォーマンスとトヨタというブランドが決め手でした。

そう、僕は安牌を選んだのです。

読者諸君は心底失望したでしょう。お気持ち、お察ししています。

僕も、安牌をとった僕自身に失望しました・・・・ワハハ

Classic Clown Cloudy Club とは / 僕とは

はじめまして。

こんにちは。

こんばんは。

 

やっぱり初っ端なので、当ブログと自己の紹介をしなければ!と思いましたが、思いのほか哲学的なタイトルになってしまいました・・・・

 

しかし、このタイトルこそが当ブログと僕を凝縮している一文なのかもしれません。

 

当ブログは商品のレビューもしますし、アート作品の紹介もしますし、世の中で当たり前に使われている技術の解説などもします。宗教や政治に対する私見も述べます。

何故ならば、僕は民俗学者であり、哲学者であり、宗教学者であり、文学者であり、数学者であり、工学者であり、化学者であり、エンジニアであり、メカニックであり、コメディカルであり、コンサルタントであり、芸術家であり、読書家であり、愛煙家であり、善良な一般市民であるからです。

 

様々な肩書で世を歩き続ける僕の書くブログが一つの分野に特化・集中出来るわけがありません。

 

 

 

本棚から一冊の本を手に取るように、僕のブログの記事から一つでもあなたの興味を惹くものが見つかれば幸いです。